できること

できる筈の事。
できた事。
できなかった事。
何故できなかったか考える。

要するにP(計画)D(実行)C(確認)A(分析)だ。
これを叩き込まれた。

最初は、できる筈の事(目標)が与えられた。
できない。
考える。
またできない。
繰り返しているうちに、自分にできる事がわかってくるようになる。

今度は、できる筈の事(目標)を自分で考えよと言われた。
できると思った目標は却下された。
目標はできる事ではだめなのだ。
少しずつハードルを上げながら、できる筈の事を増やしていく。
自然とできる事も増えていく。
そう、できていたんだ。

でも

できなくなった。
いつのまにか、できなくなった。
だから何故できなくなったかを考えた。
ハードルが高すぎたか?ハードルを戻そう。
時間が足らないからか?時間を増やそう。

できた。
その時はできた。
でもすぐにまたできなくなった。
何故?わからない。
今までできた筈の事ができない。
パニックだ。

そう

これが罠だと気付くのに何年もかかった。
「できた筈の事」は「できる筈の事」ではないんだ。
いつのまにか自分の中ですり替わっていたんだ。
「経験」という柵で。

私にはできない事がいっぱいある。
ようやくそれを自分に納得させる事が今、できること。

みたまんま

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